ピアノを弾く人が主人公のドラマきっかけで弾くようになった曲があるという話
今日は私のつぶやきです。
最近入会された方が弾いてみたいと言っているベートーヴェンのソナタ「熱情」それも第3楽章。小泉今日子がドラマ「少女に何が起こったか」で弾いていました。その部分が弾きたくて、最後から譜読みを始めたなという事を思い出しました(笑)。このドラマでは他にショパンのエチュード「革命」を紙の鍵盤で練習していましたよ。「紙の鍵盤じゃ指が沈まない(泣)」そりゃそうだ。思わずツッコミを入れたくなります。おもちゃのピアノでもいいから、音は出た方がいいよね(笑)
音が出ないと言えば、他にも牢獄の床に鍵盤を描いて練習していた人がいましたよ。「赤い激流」の水谷豊。イメージトレーニングしてるって思えばいいのかな?ちゃんと歌いながら指を動かしていたものね。だからドラマだって(汗)。この時はショパンの「英雄ポロネーズ」、リストの「ラ・カンパネラ」、ベートーヴェンのソナタ「テンペスト」第3楽章。やっぱりショパンとベートーヴェンだったか。学校の音楽室で「弾いて弾いて!」と言われて、それに応えるためにドラマで使われている部分だけ集中して練習していたような。
大林宣彦監督の映画「ふたり」で石田ひかりが弾いたシューマンの「ノヴェレッテン第1番」も、その後で楽譜を買ってきてよく弾いていました。
主人公ではなかったけど、「連弾」という映画で天海祐希が娘役の子とと連弾したのがブラームスの「ハンガリアン舞曲第1番」。有名なのは第5番だけど私はこの第1番が弾きたかった。これは、講師仲間さんとの連弾という形で実現できました。
最近ではアニメ「ピアノの森」を見た生徒さんがショパンのエチュードOp.10-1を持ってきました。この曲は前に練習していた時はいかにも練習曲っぽいと感じてあまり好きではなかったのですが、「ピアノの森」を観て「なんて素敵な曲なんだろう」と印象に変化が。ll
まだまだ考えれば出てきそうですが、今日のところはこのくらいにしておきます。