お友達がピアノを始めるときいて、それなら自分も!と思い立ったSくん(小5の男の子の体験レッスン)

「うちの子が急にピアノを習ってみたいといい始めて…」とお母様からご連絡いただき、聞いたら小5の男の子さん。この年齢で自分の意志で始めたいということは「何か弾きたい曲でもあるのでしょうか?」とうかがったところ「そういうわけではないようです」とのお返事。「では、一度体験にお越しください!」

そんなお母様とのやりとりを経て、Sくんが当教室(桜新町)に体験に来てくれました。聞けば、趣味の合うお友達がいて、そのお友達がピアノを始めるらしいので自分もやってみたくなったんだそう。そのお友だちとの間に新しくピアノの話題も増えたら、お互いのやる気につながりますね。

ドレミはわかるけれど、楽譜は読めないというので、真ん中のドから上下に1音ずつ新しい音符が増えていく「オルガンピアノの本1」でどこまでできるか試してみました。弾き方はたどたどしいものの、音符はよく読めています。この本、何曲か進めると「アルプス一万尺」のメロディが出てきますが、タイトルが「おやまのがくたい」なんです。弾いてもらって「これ、何の曲だかわかった?」と聞くと首を傾げたので、私が弾いてあげました。「あっ…」今度はわかったようです。「自分がゆっくり弾きすぎて、何の曲だかわからなったみたい」ですって。これ、よく生徒さんに言われます。音符を追うので精一杯で、音の流れが聞こえないのだと思います。音符を読む練習の観点から言うと、曲は知らせず読ませた方がいいです。でも、一度練習で読んだら、どんな曲か教えてあげて、弾いてみたいなぁという気持ちになってもらった方が練習のモチベーションがあがるのではないでしょうか?

だんだん音の数が多くなってきたら、音符を読むのにドから一つずつ数えている様子。レだったらドレと数えればいいけど、ソだったらドレミファソとたくさん数えなければなりません。そうならないために、どれみフレンズの仲間を使った覚え方。絵からのイメージで覚えられるので、数える必要がありません。覚えたかな?と音符カードで確認するとバッチリ!

引き続き次の曲へ。ある曲を弾いたときに「授業の始まりとか終わりの音みたい」という感想が。自分の鳴らしている音を聴くゆとりがでてきましたね。それならと「ピアノひけるよジュニア1」より「ビッグベンの鐘」。チャイムそのものです。ついでに「こぎつね」も弾いてみて時間が来たので終了。一日で、ずいぶんたくさんの曲に挑戦しました。

お家にはおもちゃのピアノしかないそうですが、鍵盤は足りると思いますので、ぜひ弾いてみてください。
帰られてから「すごく楽しかったようです」とご連絡いただきました(ご入会ありがとうございます)。これからレッスンを進めていくうちに「こんな曲を弾いてみたい」という欲が出てくることを期待します。

弦巻さかもと音楽教室(桜新町)では、無料体験レッスン受付中です!興味を持たれた方、一度体験にいらっしゃいませんか?
大変申し訳ございませんが、ただいま満席となっております。