楽譜を読むのが苦手ですが、弾いてみたい曲があるんです(経験者20代の女性・Yさんの体験レッスン)

中学生までピアノを弾いていて、その頃はベートーヴェンのソナタ「悲愴」やショパンのノクターン「遺作」を弾いていたというYさん(それは結構弾けていましたね)。ここ2、3年ピアノを弾いていなかったけれど、ピアノを弾ける環境になったのでまた始めようと思ったそうです。
何が弾きたいのか聞いたところベートーヴェンのソナタ「熱情」とかショパンのバラード第一番とか。そんな大曲では、ひとりで譜読みしていたら辛くなってくるのではという気持ち、わかります。お手伝いさせてください。

体験でどの曲をみてみるか相談したところ、前に弾いたことのあるノクターンでというので、最初から一緒に譜読みをしました。「耳はいいんです」と聞きましたが、確かに譜面を読んでいるというより音の記憶で弾いているような…実は私もそのタイプです(笑)

Q:楽譜にドレミを書いちゃってもいいですか?
A:いいですよ~。大人のレッスンを続けてきて思ったのですが、楽譜は記号なので、それに補足をつけることは悪いことではなく、書き込むことで弾きやすくなるのなら良いのでは?私も、目が悪くなり楽譜が読みづらくなってから、補足のための書き込みが多くなりました。ただ、全部に書いてしまうと逆に楽譜がごちゃごちゃして見づらくなるので、ポイントをしぼって書いたらどうでしょう?ちなみに、お子さんのレッスンの時は読譜も学習のうちと思うので、ふりがなは勧めません。

Q:指練習はした方がいいですか?
A:準備体操だと思ってやっておいたら、動きがスムーズになるのでは?

Q:前に弾けていた曲で指のリハビリしてから新しい曲の練習を始めた方がいいですか?
A:弾ける曲があった方が楽しいと思うので復習がてら前の曲をやるのもいいと思いますが、並行して新しい曲にも挑戦してみたらいいんじゃないかな?

ということで、「悲愴」でリハビリしながら、「熱情」の3楽章を見てみましょうという話にまとまりました(ご入会ありがとうございます)。同じベートーヴェンのソナタなので共通する部分もあり、取り掛かりやすいと思います。大人のフリータイムレッスン、45分コースでスタートです。

余談になりますが、昔、私が「熱情」の3楽章を練習しようと思ったきっかけは、小泉今日子のドラマでした。あの頃、ドラマきっかけで曲を練習していた人は少なからずいたのではないでしょうか。そういえば、最近ピアノを弾く人が主人公のドラマがないなぁ…

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